・TOEICの初心者がまずやることはなに?
・初心者におすすめの勉強法は?
・TOEIC初心者がやってはいけないことは?
この記事を読むとこんな悩みを解決することができます。
本記事の内容
- TOEIC初心者がまずやること5ステップ
- TOEIC初心者におすすめの勉強法
- TOEIC初心者が絶対にやってはいけない5つのポイント
僕はTOEIC初受験で300点を叩き出し、自分の英語力に絶望したことがあります。
しかし、そこから合計9ヶ月の勉強で855点に達成することができました。
この記事では昔の僕のようなTOEIC初心者がまず何をやればいいかを4ステップで解説し、効率よく点数をあげていく方法も説明します。
僕は正直遠回りをして後悔しているので、この記事を読んでるあなたには最短で目標点を取る勉強法やコツなんかも惜しみなく紹介します。
TOEIC初心者が独学で勉強すると無駄な時間がかかることは間違いないので、失敗して無駄な時間を使いたくないと思う人は最後まで読んでみてください。
本記事の信頼性
本記事では、僕が実際に9ヶ月でTOEIC300点から855点にあげた時の経験をもとに解説していきます。
体験談から解説していきますので、結構有益度は高いはず。ぜひ参考にしてみてください。
それでは「TOEIC初心者がまずやること5ステップ」を紹介します。
ちなみにTOEIC全体の勉強ロードマップはこちらの記事で解説してるので、参考にしてみてください。
👉TOEICの勉強ロードマップを3つのレベルに分けて解説【単純です】
TOEIC初心者がまずやること5ステップ
TOEIC初心者がまずやること5ステップはこちら。
このステップでやっていけば失敗することはありません。
それでは1つずつ紹介していきます。
TOEIC初心者がまずやること①:自分の現状を把握する
自分の現状の点数を知らなければ、目標も計画も立てれません。
まずは今のTOEICの点数を把握しましょう。
学校や会社で受けてる人は最近のスコアを持ってるかもしれませんが、持ってない人はTOEIC模試を買って解いてみてください。
とは言いません。笑
簡単に現状のスコアを知りたければこちらのアプリで無料診断できます。
👉Santa
僕も使ってみましたが、この時はTOEIC725点くらいだったのでまあまあな精度です。
こちらのアプリは無料ですが、実際の試験通り200問を解いてスコアを出すわけではないので、もっと正確なスコアを出したい人は、TOEIC公式問題集を買って解いてみてください。
公式問題集はTOEIC公式から出版されていて、問題の質がかなり高いので、問題集の教材としてもおすすめです。
TOEIC初心者がまずやること②:目的に合わせた目標を決める
現状の点数が把握できたらTOEICを勉強する目的に合った目標点数を決めましょう。
TOEICを使って就活するなら700点以上、転職をするなら800点以上と勉強するからには目的と目標があるはずです。
特に目的が一番大事で目的がないままTOEICの勉強をしてもモチベーションが続かず、継続して勉強ができなくなります。
僕は就活で有利になるようにTOEICの勉強を始めて、TOEIC300点から6ヶ月で785点まで伸ばしました。
実際に就活は東証一部上場企業2社に内定をもらうことができました!
なかなかTOEICの目標スコアを決められない人は、こちらの表を参考にしてください。
目的 | 目標スコア |
---|---|
就活・転職で有利になりたい | 700点以上 |
会社の昇進に使いたい | 600点 |
英語を使った仕事に就きたい | 800点以上 |
TOEICの平均点を超えたい | 600点 |
英語力を上達させたい | 700点 |
僕の体感的にはTOEIC700点を超えると、就活・転職で有利だったり、昇進しやすかったりとメリットを多く得られました。
目的別の目標スコアに関しては、詳しく解説すると長くなるので、時間のある人はこちらの記事も読んでみてください。
👉TOEIC目標点数の決め方と達成のための勉強法【初心者向け】
👉【TOEIC】大学生が目標にするべき点数の目安は??目的別に紹介
TOEICスコアの目安
TOEIC初心者はそもそもTOEICの点数分布を知らないと思うので、解説していきます。
TOEICスコアの分布はこちら。
平均点は試験回ごとに変わりますが、大体588点くらい。イメージ的には600点を超えれば、平均点を超えると思っていいです。
グラフを見てもわかるように600点台の人は結構多いですが、700点を超えるとぐっと少なくなります。
ちなみにTOEIC公式のスコア別のランク分けを見ると、レベルがA~Dまで分かれていて、それに初級者から上級者までを当てはめると下の図のようになります。
僕のイメージ的にもTOEIC500点を超えたあたりから、ちょっと英語がわかってきた感覚があったので、TOEIC500点を超えると中級者レベルだと思います。
TOEICについて知る
勉強を始める前にTOEICについての理解度を高めましょう。
TOEICの概要を解説しつつ、スコアを伸ばすための小技なんかも紹介していきます。
TOEIC試験とは
TOEIC試験の概要はこんな感じ。
- リスニング45分100問
- リーディング75分100問
- 計120分200問のテストで990点満点
- マークシート式で全て選択問題
- 受験料は7810円
ちなみに受験料はじわじわ上がってきているので、早めに目標点数をとってTOEICから卒業することをおすすめします。笑
TOEICリスニングとリーディングについて
TOEIC試験は全部でパート7まであって、リスニングがパート1からパート4まで、リーディングがパート5からパート7までです。
リスニング | パート1 | 短文問題 |
パート2 | 短文問題 | |
パート3 | 長文会話問題 | |
パート4 | 長文問題 | |
リーディング | パート5 | 文法問題 |
パート6 | 長文問題 | |
パート7 | 長文問題 |
リスニングの平均点は、323点で、リーディングの平均点は265点です。
平均点 | |
---|---|
リスニング | 323点 |
リーディング | 265点 |
リスニング、リーディング別の平均点を見てもわかるように、リスニングの方がスコアが伸びやすいです。
これは僕の体験からも同じ傾向で、初めて僕がTOEIC700点を超えた時も、リスニングが400点、リーディングが300点くらいと、リスニングのスコアの方が大きく上回りました。
TOEICスコアを早く伸ばしたい人は、リスニングを先に勉強した方が、効率がいいです。
リーディングがリスニングを上回ったことはありません。笑
TOEIC初心者がまずやること③:最短で達成できる計画を立てる
目標点数が決まったらおおよその勉強時間がわかるため、計画を立てることができます。
例として初心者がTOEIC300点から700点を目指すことを仮定します。
一般的にTOEIC300点から700点を達成するには1000時間かかるとされています。(下図参照)
しかし僕は420時間でTOEIC300点から705点まであげることができたので、1点につき1時間の計算で大丈夫です。
効率よく勉強していけばこれくらいのペースで点数が上がるので一般論は無視してOK。
だいたいの勉強時間を把握できたら1日の勉強時間と何ヶ月勉強したら達成できるか計画を立てましょう。
僕は1日2〜3時間の勉強で5ヶ月でTOEIC300点から705点を達成できました。
TOEIC初心者がまずやること④:効率よく勉強する
計画を立てれたらいよいよ勉強を開始していきます。
効率よく勉強しないと1時間で1点伸びるペースを確保できないので気をつけてください。
詳しい勉強方法に関しては後半で紹介します。ここで紹介するのは簡単な流れ。
TOEIC初心者がまずやるべき勉強は「単語」と「文法」です。
「単語」と「文法」が身についてないまま勉強するとこんなことが起こります。
- 問題を解くたびに知らない単語や文法が出てきて止まる
- 解答を読んでもなぜ間違っているか理解できない
- 基礎ができていないから点数が伸びない
僕自身、いきなり問題を解こうとして知らない単語が多すぎて一瞬でTOEICの勉強が嫌になったこともあるので、そうならないためにも基礎固めが重要。
TOEICで目標点を取るために効率よく勉強しようと思ったら最初は単語と文法をきちんと押さえましょう。
次の段落からは、具体的なTOEIC初心者がまずやるべき勉強法を解説していきます。
TOEIC初心者におすすめの勉強法
先ほど紹介したように主な勉強の流れはこんな感じ。
それぞれ詳しく解説していきます。
簡単な英文法書を読む
TOEIC500点未満のTOEIC初心者は、まだ英語の基礎ができていません。単語やTOEICの問題を解く前に文法書を読んで簡単な英語力を身につけましょう。
文法書を読んでおくことで、TOEICの問題の解説も理解しやすくなり今後の効率アップにつながります。
逆に基礎が理解できてない人は、解答を読んでも「なぜ間違っているのか」すぐに理解できず復習に時間がかかってしまいます。
僕は中学レベルの文法も忘れてました。
英文法書はやりこむ必要はないので、さらっと読むイメージで2周くらいしましょう。
ここで英文法書を完璧に理解しようとして時間をかけてもTOEICの点数アップにはそんなに聞いてこないので、時間をかけずに進みましょう。目安は10時間くらいです。
ちなみにおすすめの参考書はこちら。
図やイラストがわかりやすくておすすめです。
TOEIC専用の単語帳1冊をやりこむ
TOEIC高得点を取る上で一番重要なのは「単語」です。単語を知っていれば読むスピードも早くなりリスニング・リーディングともに点数が伸びやすくなります。
またTOEICの問題を解いていて、知らない単語が出てくるたびに覚えていては非効率です。
最初にガツンと覚えて勉強の効率をあげましょう。
ちなみに単語帳は絶対にTOEIC専用のものを使用してください。おすすめの単語帳はこちら。
TOEIC専用の単語帳で勉強しないとTOEICには出題されない単語まで覚えてしまいます。ひとまずTOEICで目標点を取りたい人は遠回りをしている時間はもったいないので、TOEIC専用の単語帳にしましょう。
TOEICの単語の記事はこちらを参考に
スタディサプリTOEICでTOEIC力をつける
英語の基礎を身につけたら、あとはTOEICの問題の解き方を学ぶことでTOEIC700点を超えることができます。
現状だと最短でTOEICの点数をあげようとしたら、
自分で独学しようとしたらどうしても詰まってしまうところを、スタディサプリの動画授業を見ることで、簡単に理解することができます。
僕はTOEIC700点台からスタディサプリを使いましたが、3ヶ月スタディサプリTOEICコースをやってTOEIC725点から855点に伸ばすことができました。
詳しい記事はこちら
スタディサプリは独学よりもお金がかかるんじゃない?と言う声もあるかもしれませんが、そこについても解説していきます。
スタディサプリの料金は最大で月額3278円(税込)です。(6ヶ月プランに申し込めば月額2480円で利用可能。)
例えばTOECの参考書で一番人気の「公式問題集」でも3000円を超えてきます。
スタディサプリは動画授業に加え、20回分の模試もついて月に3278円(税込)なのでコスパの良さはかなり高いです。
参考書1冊を3ヶ月もかけて勉強する人はいないと思うので、短期間で効率よくTOEICの点数を伸ばしたい人にはスタサプが圧倒的におすすめ。
1日に換算しても99円なので正直参考書を買うよりもコスパがいい勉強法です。最初の1週間は無料なのでお試しでやって合わなければ退会してもOK。
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どうしても独学で勉強したい人
どうしても独学で勉強したい人は「公式問題集」を使って勉強しましょう。
公式問題集はTOEIC本番と同じ流れで作られているため、本番に最も問題の質が近い問題集です。
質の良い問題集を使うことで最短で点数が伸びるので問題集は公式問題集1択です。※公式問題集は最新のものを買えばOKです。
僕は最初は解けなすぎて絶望しました。笑
しかし、ここでやってはいけないのは、公式問題集の問題を1、2回復習して次の模試の勉強を始めてしまうことです。
特に初心者にありがちですが、とにかく多くの教材をやって成果を積みたがってしまいます。
公式問題集を1、2回復習するだけでは、得られるものが少ないです。
僕は、少なくても10周して欲しいです。「もうわからないところがない!」ってところまで復習してください。
復習の仕方は、以下の記事で紹介しています。
ちまたには、初心者向けの教材がずらりと並んでいますが、問題の質を考えると公式問題集に勝る教材はないです。
TOEIC初心者が絶対にやってはいけない5つのポイント
TOEIC初心者が絶対にやってはいけないポイントはこちらの5つ。
- TOEIC専用の単語帳や問題集を使っていない
- 質のいい参考書を使っていない
- TOEICに必要な基礎を身につけていない(単語や文法)
- 勉強時間が足りない
- 完全に独学で勉強している
詳しくはこちらの記事で紹介していきますが、重要なものだけ簡単に解説します。
TOEIC専用の単語帳や問題集を使っていない
先ほども言いましたがTOEIC点数をあげたければTOEIC専用の単語帳や問題集を使うのが一番効率がいいです。
意外と単語帳を大学受験の時に使っていたものをそのまま使用する人が多いですが絶対にやめましょう。
TOEICには頻出の単語・文法・問題の傾向が決まっているので、TOEIC以外の教材で勉強するのはあり得ません。
他にも海外ドラマや洋画や洋楽で勉強しようとする人もいますが、これは本当に効率の悪いやり方です。ドラマや洋楽に出てくるような表現や、感情の入った英語表現もTOEICには出てきません。
TOEICの点数を伸ばしたい人はTOEICの勉強だけするようにしましょう。
質のいい参考書を使っていない
TOEICの参考書の中には質の悪い参考書が多々あります。
例えば「問題が難しすぎる」「TOEICには出ないような単語が使われている」「TOEICの問題傾向と異なる」こんな参考書は絶対に使わないようにしましょう。
そもそも問題集を買うならTOEIC本番とまったく質が同じと言える「公式問題集」があるので、他の参考書を買う必要はありません。
特にTOEIC初心者はカモにされやすいので気をつけてください。
完全に独学で勉強している
TOEIC初心者が完全に独学で勉強するのは本当におすすめしません。
独学は少なからず遠回りになります。僕もそうでした。
独学で勉強するデメリットはこちら。
- 間違った解き方を覚えてしまう
- 解答を読んでも意味が理解できない
- 解き方がわからないから苦手なパートができやすい
今の環境なら参考書を買うのと同じくらいの値段で動画授業がみれます。
スタディサプリならTOEIC初心者からでも体系的に勉強できるようなコンテンツになってます。
1週間無料なので自分に合うか試してみて、合わなかったら解約してもOKです。
スタディサプリHPはこちら👉
まとめ:TOEIC初心者がまずやることを5ステップで解説
今回の記事では「TOEIC初心者がまずやることを5ステップで解説」を紹介しました。
TOEIC初心者がまずやるべきことは以下の通り。
この手順通り勉強を進めれば大きな失敗をすることなくTOEICの勉強を進めることができます。
ただし大事なのは今すぐ行動すること。
繰り返しになりますが、
いつでも申込可能ですが、すぐに自分に合うか試して見ることをおすすめします。
ほとんどの人はこの記事を読んで満足して終わりです。先延ばしにしてタブを閉じれば100%腰が重くなります。
やる気があるうちに行動しましょう。
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ちなみにTOEICのスコアを短期間で伸ばしたい人はこちらの記事も参考にしてみてください。
👉TOEICスコアを短期間で伸ばす人がやっている5つのコツと勉強法
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