・TOEICpart7が苦手だから対策を知りたい
・高得点者がpart7を解くとき頭の中は何を考えているの?
・part7の勉強法を知りたい
この記事を読むとこんな悩みを解決することができます。
本記事の内容
- TOEIC Part7で8割取るための7つの対策
- TOEIC Part7の王道の解き方
- TOEIC Part7の勉強方法
TOEICリーディングの約半分をしめてるpart7は、TOEIC上級者でも時間が足らずに最後までと聞くことができません。
僕もTOEIC700点台の時までは1度も最後まで解けず、10問くらい塗り絵してました。
しかしこの記事で紹介するTOEICpart7の5つの対策と王道の解き方を実践すると、リーディングを最後まで解けるようになりTOEIC855点を取ることができました。
この記事を読んで実行すればあなたもリーディングを最後まで解けるようになり、目標点を達成することができます。
TOEICpart7は対策なしで挑んでも絶対に時間が足りなくなるので、最後まで読んでTOEICpart7を得意パートに変えてください。
本記事の信頼性
本記事では、僕が実際に9ヶ月でTOEIC300点から855点にあげた時の経験をもとに解説していきます。
体験談から解説していきますので、結構有益度は高いはず。ぜひ参考にしてみてください。
それでは「TOEIC Part7で8割取るための7つの対策」を紹介します。
ちなみにリーディング全体に関しては、こちらの記事で解説しているので、参考にしてみてください。
👉TOEICリーディングで実際に400点をとれた勉強法と3つのコツ
TOEIC Part7で8割取るための7つの対策
TOEIC Part7を攻略するための5つの対策はこちら
- 時間配分を決める
- 全文読む(スキャニングはダメ)
- 設問になりそうな単語・表現を見抜く
- 問題のパターンに慣れる
- 解ける問題から解く
それぞれ解説していきます。
TOEIC Part 7の対策①:時間配分を決める
TOEIC Part7を解くときは、1問1分のペースで解きましょう。
このペースだと全54問なので54分で解き終わります。
こちらの記事でも紹介してますが、パート5,6を1問20秒ペースで解くと合計約70分となり、制限時間75分に対して5分余裕を持つことができます。
part7は答えが本文に書いてあるため、単語さえ知っていれば誰でも満点を取ることができます。
しかし、みんなが苦戦するというのは圧倒的に時間が足りないからです。
あらかじめペースを先に決めておくことで、リズムよく解き進めることができるので絶対にやりましょう。
実際に僕も1問1分のペースを守れた時に、リーディングを最後まで解くことができてTOEIC855点を取ることができました。
TOEIC Part 7の対策②:全文読む(スキャニングはダメ)
TOEICpart7は必ず全文読みましょう。
たまにTOEIC対策本やTwitter上で「パート7は全文読まずに、つまみ読みしよう」と書いてありますが、これは絶対にやってはいけません。
実は僕も昔は時間がないからといって、つまみ読みをしている時期がありましたが、500点台でスコアが停滞しました。
それ以降全文を読むことを意識するようになると、TOEICのスコアは600点台を飛ばして一気に705点にまで!
実際に僕が体験したつまみ読みの弊害はこちら。
- 重要な部分を読み飛ばしてしまう。
- 結局答えを見つけられず、全文読むことになる
- ひっかけ問題に簡単に引っかかる
特に悪いポイントは、つまみ読みをすることで余計に時間がかかることです。
早く解くためにつまみ読みをしているのに、大概答えをすぐに見つけることができず、最初から読み直していきます。
それなら読むスピードを早くして最初から全文読んだほうがストーリーの流れもわかるし、何よりスコアが伸びます。
TOEIC Part 7の対策③:問題になりそうな単語を見抜く
TOEICパート7で点数を伸ばすコツは、本文で問題になりそうな単語を見抜くことです。
何も超能力を使っているわけではなく、TOEICでは特定の単語や熟語がつかわれると問題になりやすいことがあります。
例えば以下の単語や熟語です。
- annual
- unless~
- Due to~
- so that~
anuual(年1回の)はTOEIC頻出単語の一つですが、この単語が長文の中に出てくるとかなりの確率で設問になります。
特に設問になりやすいのが、数字・比較・言い換えやすいフレーズ・2択などです。
このコツはTOEICを始めたばかりの人には難しいですが、700点を超えたあたりからなんとなくわかるようになります。
良質な問題をたくさん解いてこの感覚を身につけましょう!
TOEIC Part 7の対策④:出題傾向をつかむ
TOEICpart7の問題の傾向をつかんでいればスコアを伸ばしやすくなります。
メールやチラシの内容やチャット会話などは、似たようなものばかりです。
特にビジネスシーンが多いですが、事前に似たような内容の問題を解いていると、内容が頭に入ってきやすくなります。
実際に僕も模試6回分くらい解くと内容が似ていることに気づき、本番でも700点を超えるようになりました。
僕はチャット問題は得意で、記事の問題が苦手でした。
ここからはTOEICpart7の出題内容を簡単に紹介します。
TOEICpart7の概要
TOEIC のPart7は長文読解問題であり、全54問で構成されています。
Part7は大きく3つの分類に分けることができます。
- シングルパッセージ・・・1つの文章を読み、2問から4問の設問に答える
- ダブルパッセージ・・・2つの文章を読み、5問の設問に答える
- トリプルパッセージ・・・3つの文章を読み、5問の設問に答える
これを調べてるくらいのTOEICerは、この3つの分類は知ってますよね!
出題される問題のジャンルと内容
TOEIC Part7は下記の表のように、出題される問題のジャンルと問題の内容がある程度決まっています。
問題のジャンル | 問題内容 |
広告 | 内容把握問題 |
Eメール | 語彙問題 |
記事 | NOT問題 |
クーポン | 挿入問題 |
手紙 | 推測する問題 |
チャット | 選択肢問題 |
Webページ | |
告知 |
これは新形式のTOEIC Part 7で「どんな問題の種類が出題されたか」を僕が調査した表です。
アンディ調べです
上の表を見てわかるように、TOEICでは出題される問題の範囲が決まっています。
たくさんの問題を解いて傾向をつかみ、たくさんの語彙力をつければTOEIC Part7は攻略することができます。
TOEIC Part 7の対策⑤:解ける問題から解く
パート7は苦手な問題を飛ばして、解ける問題から解きましょう。
その方が得点率が高くなり、スコアアップが近づきます。
例えば、広告の問題やチャットの問題が得意で、記事やメールの問題が苦手な人がいたとします。
まず解くべきは得意な広告やチャットの問題です。わざわざ時間をかけて苦手な記事やメールの問題を解くのは非常に効率が悪いです。
特にパート7は最後まで解ける人が少ないパートなので、後の方に得意なジャンルの問題があったのに、序盤の苦手なジャンル問題に苦戦していたとしたらもったいない。
実際に僕もチャットや広告の問題から解いてました。
ダブルパッセージやトリプルパッセージは簡単な文章が2つ、3つ合わせて出題されることも多いので、後ろから解き始めるというやり方でもOK。
実際にこのやり方の人も結構いるみたいです。
大事なのは自分が得意なジャンルの問題から解き始めることです。苦手な問題は最後でOK。
TOEIC Part7の王道の解き方
ここからはTOEICで855点をとった僕が、part7をどんな考え方をして解いているかを紹介します。
僕がpart7の問題を解く時のステップはこちら。
特に変わった解き方ではないですが、ステップ2の「設問になりそうな単語を指で抑える」だけ簡単に解説します。
設問になりそうな単語を指で抑える
設問になりそうな単語を指で抑えておくことで、問題を解くスピードが速くなります。
part7を解くコツとして「問題になりそうな単語を見抜く」を紹介しましたが、その実践です。
問題になりそうな単語を見つけても指で抑えてなければ、後から見つけようと思ってもわからなくなってしまうことがよくあります。
指で抑えておくことですぐに見つけることができて時短になります。
指で抑えなくても、消しゴムを置いたり、鉛筆を置いたりしてもOK。
僕も怪しい単語を見つけたら指で抑えるようにしてます。
TOEIC Part7の勉強方法
今まで紹介したことを踏まえて、僕がおすすめするTOEICpart7の勉強法を紹介します。
この流れで勉強していけば誰でもTOEIC7で8割以上取れるようになります。ここからは各ステップの勉強内容を簡単に解説していきます。
単語と文法の基礎を身に付ける
単語と文法はTOEICの基本です。一番最初に勉強しましょう。
先に単語と文法を勉強しないと、実際に問題を解いても知らない単語だらけだったり、解答を読んでも意味を理解できなかったりして余計に時間がかかります。
最初に単語と文法の基礎を身につけておけば、その後の効率がかなり上がるので、絶対に単語と文法から勉強を始めましょう。
※すでに基礎が身についている人は飛ばしてもOK。
模試6回分解く
模試を6回分も解けば「問題になりそうな単語を見抜く」と「問題の傾向をつかむ」力がつきます。
模試を1,2回分だけでは、TOEICの問題の雰囲気や傾向をつかむことはできません。
実際に僕も模試2回分だけ解いて試験に臨んだら、515点と中途半端な点数でした。しかし、そこから6回分の模試を解いてTOEICに慣れてから試験を受けると785点まで伸びました。
TOEICは単純な英語力も必要ですが、TOEICに慣れる力=TOEIC力も必要なので、ある程度の量を解くことも大事です。
もともと英語力がある人はTOEICに慣れるだけで急成長するよ。
精読する
精読することでTOEICによく出る表現や文法を知ることができます。
そもそも精読とは「英文の文法をしっかり理解し、知らない単語もすべて調べ、わからないところがないようにする事」です。
「英文の文法をしっかり理解し」の部分は、よく中学高校で勉強した、SVOCが明確にわかる状態にするということ。
精読ができないと、本文を読めてるようで実は理解してない状態になりやすいため、時間をかけてでも精読をやってください。
詳しい精読方法はこちらの記事を参考にしてください。
10回以上音読する
問題を解いて精読したら、あとは音読をするだけでpart7は伸びます。
1回問題を解いて1回精読しただけでは、復習がまだまだ足りていません。
10回以上音読することで、TOEICの問題に慣れてきて、問題を解けるようになります。
実際に僕が855点をとったときもリーディングの勉強は全て「精読」→「音読」の流れです。
僕は1つの模試に対して20回くらい音読してました。
詳しい音読の方法はこちらの記事で紹介してます。
まとめ:TOEICpart7で8割取るための5つの対策
今回の記事では「TOEICpart7で8割取るための5つの対策」を紹介しました。
大事なことは、以下の5点です。
- 時間配分を決める
- 全文読む(スキャニングはダメ)
- 設問になりそうな単語・表現を見抜く
- 問題のパターンに慣れる
- 解ける問題から解く
現実にはいくら対策や勉強法を知っていても、TOEICで高得点を取ることができません。
この記事を読んでくれたあなたにはノウハウコレクターにはなってほしくないので、必ず上記の対策を実践してみてください。
いますぐ行動してそれを継続すれば結果は必ずついてきます。
おわり。
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