

・TOEICpart5、6が苦手だから対策を知りたい
・高得点者がpart5,6を解くとき頭の中は何を考えているの?
・part5,6の勉強法を知りたい
この記事を読むとこんな悩みを解決することができます。
本記事の内容
- TOEIC Part5,6で8割取るための7つの対策
- TOEIC Part5,6を解くときの頭の中(解き方)
- TOEIC Part5,6の勉強方法
TOEIC Part5,6は短い時間で解くことができるので、得意パートにすればグッとTOEICの点数を底上げすることができます。
逆にpart5,6が苦手な人は、短い時間で多くの問題を落としてしまうので、リーディングで400点を超えは難しい。。。
しかも最近はpart7が難化傾向なのでなんとしてもpart5,6を「速く」「正確に」解く必要があります。
この記事ではリーディング400を超えてTOEIC855を達成した僕が実際にやっているpart5,6の7つの対策を紹介していきます。
実際に問題を解いていくときに考えていることも解説していくので、この記事をすべて読んで真似すれば8割越えも簡単です。
本記事の信頼性


本記事では、僕が実際に9ヶ月でTOEIC300点から855点にあげた時の経験をもとに解説していきます。
体験談から解説していきますので、結構有益度は高いはず。ぜひ参考にしてみてください。
それでは「TOEIC Part5,6で8割取るための7つの対策」を紹介します。
ちなみにリーディング全体に関しては、こちらの記事で解説しているので、参考にしてみてください。
👉TOEICリーディングで実際に400点をとれた勉強法と3つのコツ
TOEIC Part5,6で8割取るための7つの対策


TOEIC Part5,6を攻略するための対策はこちらの7つ。
- 出題傾向をつかむ
- 解くスピードを決める
- 頻出の単語を覚える
- 文法の基礎を身に付ける
- できない問題はすぐ飛ばす
- 問題をたくさん解いて慣れる
- 同じ問題を何度も復習する
どれも大切なことなので1つずつ解説していきます。
TOEIC Part 5の対策①:出題傾向をつかむ
そもそもpart5にどんな問題が出題されるのか知らないと8割を取ることができません。
TOEIC Part5は下記の表のように、出題される問題の種類がある程度決まっています。
問題の種類 | 問題内容 | 出題数(全30問) |
語彙力に関する問題 | 単語力、単語の使い方など | 10〜12 |
品詞に関する問題 | 名詞、形容詞、副詞の選び方や使い方 | 5〜8 |
前置詞に関する問題 | 前置詞の使い方(at,in,forなど) | 2〜6 |
動詞に関する問題 | 動詞の使い方(時制、活用形など) | 1〜4 |
代名詞に関する問題 | 代名詞の使い方、選び方 | 1〜4 |
接続詞に関する問題 | 接続詞の使い方、選び方 | 1〜4 |
副詞に関する問題 | 副詞の使い方、選び方 | 1 |
比較級に関する問題 | 比較級の使い方 | 1 |
これは新形式のTOEIC Part 5で「どんな問題の種類が出題されたか」を僕が調査した表です。



アンディ調べです
この表を見ると「語彙力に関する問題」「品詞に関する問題」「文法に関する問題」の3つに大別できることがわかります。
つまり副詞や比較級などのあまり出題されない分野を勉強するよりも、語彙や品詞問題を多くといた方が点数に直結します。
問題の傾向を掴んで効率よく勉強していきましょう。
TOEIC Part 5の対策②:解くスピードを決める
TOEIC Part5を解くときは、必ずスピードを意識して解きましょう。いくらPart5で8割取れても、時間がなくなってしまっては意味がありません。
TOEIC Part5,6 を解くスピードの目安は、、、、1問20秒です。
1問20秒といっても、Part5,6の全体の平均で20秒でいいです。
問題によっては5秒で解ける問題や30秒かかってしまう問題もあります。



マークする時間も含めて20秒ですよ!
実際に僕のこのペースで解けたときは、part7に十分な時間を残すことができてリーディングを最後まで解くことができました。
大事なことは本番だけこのペースというわけではなく、日頃の問題を解く時からこのペース配分を意識しておくことです。
そうすることによって、体に解くスピードが染み込んで本番でも一定のペースで問題を解くことができます。
TOEIC Part 5の対策③:頻出の単語を覚える
part5,6で8割取るための1番の対策は、語彙力強化です。
「問題傾向をつかむ」のとこでも紹介しましたが、part5の30問のうち「語彙力に関する問題は」10〜12問くらい出題されます。
一番出題率が高い項目なので、まずはここから勉強しましょう。
実際にpart5,6に出題される単語レベルはかなり高く、part7の長文だったら周りの文脈でわかることもありますが、part5の短文では知らないと解けない問題が多いです。
僕もあまり単語を覚えてない状態でTOEICを受けたときはリーディングがリスニングよりも100点も低い結果になってしまいました。
勉強方法は単純で単語帳に載ってる単語を全部覚えればOK。
僕がおすすめする金のフレーズはTOEICによく出る単語しか載っていません。特に後半は難しい単語が多いですがpart5,6で8割取りたかったら覚えるしかありません。
TOEIC Part 5の対策④:文法の基礎を身に付ける
part5対策として語彙力だけでなく「文法の知識」も身に付ける必要があります。
文法の知識がないと「品詞に関する問題」も「文法に関する問題」も解けません。
また、文法の知識はリーディングだけでなく、リスニングにも効いてくるので絶対に勉強しましょう。
文法の知識がすでに身についていると、解説を読んでもすぐに理解できるので吸収率がアップします。
実際に僕も文法の知識0で受けたTOEICは300点でしたが、単語と文法の基礎を勉強してからTOEICを受けたら515点まで伸ばすことができました。



まずは単語と文法から
TOEIC Part 5の対策⑤:できない問題はすぐ飛ばす
できない問題は時間をかけても正解できないのですぐに飛ばしましょう。
実はこれがTOEICpart5,6対策の中でもかなり重要です。基礎が身についててこれができたらリーディングで8割いけます。
TOEICは時間との勝負なのでpart55,6なら1問20秒くらいしか時間をかけられません。
問題をみたらすぐに「考えたら解ける問題」か「考えても2択までにしか絞れない問題」を見極めて、2択までにしか絞れないようならどちらか適当にマークして次に進みましょう。



僕は2択で悩んだら最初に合ってると思った方をマークするようにしてました。
解けない問題に悩む時間はもったいないので、解ける問題に時間をかけたいです。
part5,6で時間を節約できたら、part7に時間を残すことができます。part7は本文に答えが書いてあるので、時間をかければ答えられる可能性が高いです。
part5,6で考える時間はできるだけなくしましょう。
TOEIC Part 5の対策⑥:問題をたくさん解いて慣れる
part5,6はたくさん問題を解いて慣れることで8割を取ることができます。
単語・文法・出題傾向をつかんだだけではpart5の問題を解けるようにはなりません。
ある程度問題を解いて練習することで正答率が上がっていきます。
目安はpart5,6の問題だけで300問です。



TOEIC本番10回分くらい!
ここで1つ注意点があって「質の良い問題を300問」解くようにしましょう。
ちまたの参考書には簡単すぎたり、難しすぎたり、TOEICには出題されないような問題が載っている場合がよくあります。
実績があって信頼できる参考書はこちら。
TOEIC Part 5の対策⑦:同じ問題を何回も復習する
問題を300問解いたら必ず復習しましょう。
どれくらい復習すれば良いかというと、なぜこの答えが正解なのか明確に答えられるようになるまでです。
正解の理由を明確に答えられるようになると、その問題はもう2度と間違えません。
これを300問終える頃には間違いなく8割を取れるだけの力が身についています。
TOEIC Part5,6を解くときの頭の中(解き方)


ここからはTOEICで855点をとった僕が、part5,6をどんな考え方をして解いているかを紹介します。
僕がpart5,6の問題を解く時のステップはこちら。
ここで重要なのはステップ1の「設問をみて問題の種類を判断する」です。
ここに僕が勉強してきたテクニックがすべて詰まっています。詳しく解説します。
設問をみて問題の種類を判断する
僕はまず初めに設問をみて問題の種類を判断し、解き方を考えます。
例えば設問をみて「語彙に関する問題」だと判断したら、問題文を全部読んで答えるようにします。
設問を見て「品詞に関する問題」なら空欄の周りだけ見て答えるようにします。
設問を見て「文法に関する問題」なら最初は空欄の周りだけ見て答えられるか考えて、わからないなら問題文を全文読むようにします。
このように問題の種類によって解き方が変わるので、最初に設問を見るようにしましょう。



おすすめのやり方です。
「品詞に関する問題」は空欄の周りだけ見れば解けることが多いので、問題文を全文読んでる時間はもったいないです。
逆に「語彙に関する問題」空欄の周りだけ見ても解けないことがほとんどなので、最初から全文を読みます。
これができるようになってからはpart5,6を解くスピードがかなり速くなって、TOEICリーディングを最後まで解けるようになりました。
TOEIC Part5,6の勉強方法


今までの結論をまとめるとTOEICpart5,6の勉強ステップはこんな感じになります。
この流れで勉強していけば誰でもTOEICpart5,6で8割以上取れるようになります。ここからは各ステップの勉強内容を簡単に解説していきます。
単語を勉強するなら「金のフレーズ」
単語帳は「金のフレーズ」をお勧めします。
TOEIC学習の最も基礎になる単語ですので、しっかり覚えきってください。



僕はこの「金のフレーズ」を50回くらい復習しています。
「金のフレーズ」の作者加藤さんはTOEIC界隈ではとても有名な方で、「金のフレーズ」もTOEICの単語帳の中で一番売れていると思います。
無駄な単語が1つもないくらい優秀な単語帳なのでこれを覚えれば間違いないです。
勉強法は下の記事でチェック!


文法を勉強するなら「一億人の文法」
文法書は「一億人の文法」がおすすめです。
本当に基礎の基礎から学べる一冊で、読みやすいページレイアウトになっています。
僕も文法の知識が曖昧だったので、この本を3周流し読みしてから、TOEICの勉強を始めました。
TOEIC Part5の良問とは?
良質な問題とは、TOEIC本番に最も近い公式問題集やTOEIC Part5の最も売れている問題集である「文法特急1、2」のことです。
公式問題集はTOEIC本番を2回分入っているので、Part5の問題数は計60問なので300問解くなら5冊分です。
公式問題集の勉強法は下をチェック!


公式問題集は他のパートも良問ぞろいなので5冊もやれば800点や900点狙えますが、Part5を集中的に鍛えたい方は、文法特急1、2をオススメします。
こちらは130問ずつ収録されているので、文法特急を2冊買って、公式問題集を1冊解けば、Part5対策はバッチリです!
文法特急の紹介の記事はこちら!


まとめ:TOEICpart5,6で8割取るための7つの対策
今回の記事では、「TOEICpart5,6で8割取るための7つの対策」を紹介しました。
7つの対策はこちら。
- 出題傾向をつかむ
- 解くスピードを決める
- 頻出の単語を覚える
- 文法の基礎を身に付ける
- できない問題はすぐ飛ばす
- 問題をたくさん解いて慣れる
- 同じ問題を何度も復習する
現実にはいくら対策や勉強法を知っていても、TOEICで高得点を取ることができません。
この記事を読んでくれたあなたにはノウハウコレクターにはなってほしくないので、必ず上記の対策を実践してみてください。
いますぐ行動してそれを継続すれば結果は必ずついてきます。
おわり。






コメント