・TOEICリスニングで400点取るためのコツや対策を知りたい
・リスニングの各パートごとの解き方を知りたい
・リスニングとリーディングで勉強法の違いは?
この記事を読むとこんな悩みを解決することができます。
本記事の内容
- TOEICリスニングで400点達成の5つコツとテクニック
- TOEICリスニング各パートごとの解き方
- リスニングとリーディングの勉強法の違い
TOEICリスニングには400点を超えるためのコツやテクニックがあります。
それを知ってるだけで英語力は同じでもTOEICのスコアに差がつきます。
実際に僕もコツやテクニックを使いTOEIC3回目の受験でリスニング400点を超え、それ以降10回程度受けてますが1回も400点を下回ったことはありません。
この記事では僕がリスニングで450点を取るまでに得た経験をもとに、TOEICリスニングで400点を超えるためのコツと勉強法をすべて紹介します。
コツや勉強法を知らずに勉強しているとトータルしてかなりの時間の無駄になるので、最後まで読んでリスニングで400点を簡単に達成する秘密を習得してください。
本記事の信頼性
本記事では、僕が実際に9ヶ月でTOEIC300点から855点にあげた時の経験をもとに解説していきます。
体験談から解説していきますので、結構有益度は高いはず。ぜひ参考にしてみてください。
それでは「TOEICリスニングで400点を取るためのコツとテクニック」を紹介します。
ちなみにTOEIC全体の勉強法に関してはこちらの記事で詳しく解説してますので、参考にしてみてください。
👉TOEIC初心者からスコアを伸ばした人が実践してる勉強法
TOEICリスニングで400点達成の5つコツとテクニック
TOEICリスニングで400点を超えるための5つのコツとテクニックを紹介します。
- 全部聞き取らなくてもOK
- リスニング頻出の状況を覚える
- Part3、4は必ず先読み
- Part3、4はまとめてマークシートを塗る
- 太い鉛筆またはシャーペンを使い、一筆でマークする
僕は全部やっていてリスニングで450点を取ることができました。
それでは1つずつ紹介していきます。
全部聞き取らなくてもOK
まずリスニングで8割の400点を取るために全部聞き取ろうとしなくてOKです。
僕は9割の450点をとったときも全部は聞き取れていません。
無理に全部聞き取ろうとするのではなく、問題の答えになりそうなところを集中して聞くようにしましょう。
例えばパート3の設問に「女性は何を提案していますか?」という設問があったら女性が発言している音に集中すればOK。
その次に「男性は何を心配してますか?」の設問があったら今度は男性の音に集中する。
このように問題の答えになりそうなところを見抜けるようになってくると急激に点数が伸びます。
ある程度TOEICに慣れてないとできないです
リスニング頻出の状況を覚える
TOEICリスニングには頻出の状況やパターンがあります。
それを覚えればなんとなく会話の流れを事前に理解できて問題が解きやすくなります。
例えばパート3だと、TOEIC上級者はすぐにわかると思いますが、空港にいるシーンの会話だと大体が「搭乗ゲートが変わった」「飛行機が〇〇の理由で遅れている」「荷物の受け取り場所が変わった」に分類できます。
頻出のパターンを知ってるだけで、あり得ない選択肢を排除できたり、先に会話の流れを予測できて聞き取りやすくなります。
TOEIC空港あるあるです。
また、パート2だと頻出の表現を先に知ってるだけで聞き取りやすくなります。
例えばこんな表現。
- I can’t agree with you more→「大賛成です」
- Either one is fine→「どちらでも構いません」
- Would you do me a favor?→「お願いしてもいいですか?」
これらのフレーズは先に知ってないとなかなか頭に入ってきません。
リスニングで大事なのはTOEICに頻出のパターン・表現を先に知っておくことです。
そのためにはある程度の問題を解く必要があります。(少なくても模試4回分くらい。)
リスニングの勉強方法に関しては後半で紹介します。
TOEIC Part3、4は必ず先読み
リスニングPart3と4は必ず設問を先読みしましょう。
先読みにはメリットがいっぱい!
- 問題を見るだけでなんとなく会話の概要がわかる
- リスニングを聴きながら、一度読んだ問題文を読むことができる
一番のメリットは、問題文を読んでなんとなく会話の概要がわかることです。
模試をたくさん解くとわかるのですが、TOEICは似たような会話や話題が多く出題されます。
なので、問題を先読みすることでなんとなく会話の流れを知ることができ、リスニング音源を聞いたときの理解度が高まります。
ここで読者の皆さんはこう思うかもしれません。
「どこまで先読みすればいいの?」
回答は「設問の問題文まで。解答の選択肢は先読みしなくてOK」です。
解答の選択肢まで先読みをしてしまうと、時間がかかります。
さらに、選択肢4つのうち間違った選択肢が3つあるため、余計な情報を先読みしても無駄になります。
あまりいろんな情報を詰め込むと、頭が混乱してしてしまうので、設問の問題文だけ先読みすればOKです。
TOEIC Part3、4はまとめてマークシートを塗る
Part3と4は1問ずつマークするのではなく、3問ずつマークしましょう。
TOEIC試験会場に行くと、みんなリスニング音源が流れている間にマークしている人をよく見かけますが、これは絶対にやめましょう。
リスニングを聞きながらマークをすると、リスニングに集中できず、聞き逃してしまいます。
実際に僕もリスニング中にマークしてたら、マークの形がいまいちなことに気を取られ、聞き逃したことがあります。。。。
具体的な、マーク方法ですが、リスニングの問題形式を知ってる前提で紹介します。
(リスニングPart3と4は3問ずつの塊になっていること)
リスニングPart3、4はひたすらこれの繰り返しをすることで、リスニングに集中でき、効率的に点数UPを狙えます。
太い鉛筆またはシャーペンを使い、一筆でマークする
マークは専用のシャーペンを使い、瞬殺しましょう。
これができてない人が多く、かなりもったいないです。
細い鉛筆やシャーペンで何度もシャカシャカしてマークしているひとはいませんか?
シャカシャカしている時間があったら、一筆でマークを終わらせてリスニングに集中しましょう。
僕の体感ですが、これから紹介するペンを使えば、マークする時間は半分になります。
僕が使ったのはこちらのペンです。
実際に使った感触としては、鉛筆の先を太らせてマークした場合よりも塗りやすく、時間も短くなりました。
TOEICリスニング各パートごとの解き方
ここからは僕がリスニングの各パートをどのような意識で解いているか紹介していきます。
実際に450点をとっている人の考えていることを知ってマネできればあなたもリスニング高得点を狙えるようになります。
TOEICパート1
パート1は先読みの必要もないので、対策もなく解いてます。
といっても最近のパート1は難化していて、1問は難しい問題が出題されます。
その1問を落とさないためにもパート1に頻出の単語や表現を単語帳でカンペキにしました。
謎に頻出なのは cast shadows on ~ 「〜に影を落とす」です。
他にもパート1にだけよく出る単語も存在するので、たくさん問題を解いて覚えていきましょう。
パート1でつまずくと後にひびきます。
TOEICパート2
パート2対策は頻出の表現を覚えて、出だしに注意すればOKです。
特に出だしの「What,Where,When,Who,Why,How」に気をつけてればそれだけで解ける問題もよくあります。
他に気をつけるポイントは「Do」や「Can」「May」などの疑問文で聞いているのに、回答が「Yes」「No」で始まらず「Either one is fine(どちらでも構いません)」とくるパターンです。
TOEICにはこのパターンが結構頻出で、知らないと条件反射でYes or Noの選択肢を選んでしまいます。
こんな意地悪問題を解けるようになってくると400点が見えてきます。
TOEICパート2に関する詳しい勉強法はこちらの記事で解説してるので、参考にしてみてください。
👉TOEICpart2の苦手を克服する3つの対策と9割とれた勉強法
パート3,4
TOEICパート3,4は先読み必須でリズムよく解ければ400点狙えます。
先読みは先ほど紹介したからいいとして、リズムよく解く方法を解説します。
パート3,4は問題文を聞いたら、次の設問の1つ目を聞いてる間にすべてマークし、2.3の設問を読んでる時に次の問題の先読みをするようにしてます。
このリズムが崩れてしまうと先読みをする時間がなくなって、どんどん点数が下がっていきます。
僕はこのリズムを完全に守れた時に450点を達成できました。
リズムが大事。
コツとしては、先読みの時間を削ってはいけないことです。
設問の1つ目を聞いてる間に問題が解けなかったら諦めて次の問題を先読みしましょう。
いつまでの前の問題を解こうとして時間をかけると次の先読みができなくなり、リズムが崩れます。
普段の問題集を解いている時からこのペースを守ることを意識すると本番でもできるようになるので、練習の時から意識するようにしましょう。
TOEICパート3、4に関する詳しい勉強法はこちらの記事で解説してるので、参考にしてみてください。
👉TOEIC Part 3.4で8割取るための対策【簡単です】
リスニングとリーディングの勉強法の違い
リスニングとリーディングでは勉強方法を変えましょう。
僕はリスニングにはシャドーイング、リーディングでは音読をしていました。
そもそもシャドーイングとは、こんな勉強法です。
「シャドーイング(Shadowing)」は、英語を聞きながらそれを真似して発音する通訳訓練法のことです。英文を聞き終えてから繰り返す「リピート」とは異なり、シャドーイングは、聞こえてくる英文のすぐ後ろを影(shadow)のように追いかけるのがポイントです。
「聞く」、「発音する」を同時に行うわけですから、難易度の高い学習法ですが、ポイントをしっかりおさえて繰り返し練習することで、確実に英語スキルは上達していくはずです。
https://www.simulacademy.com/column/tips/shadowing
シャドーイングの効果はこんな感じ。
- リスング力が劇的に上がる
- 英語の発音を覚えることができる
- スピーキング力も上がる
詳しくはこちらの記事で書いていますが、シャドーイングはどこでもできてリスニングが劇的に向上するので本当におすすめ。
どうやってシャドーイングする?
おすすめは模試4回分をカンペキにシャドーイングできるまで繰り返すこと。
模試4回分をカンペキにシャドーイングができるようになっていたらリスニング400点が軽く超えてます。
おすすめの教材
僕は具体的なシャドーイングの方法は
月額3000円以下で模試20回分と動画授業がついてくるのでかなりコスパがいいです。
独学でもリスニング400点は達成できますが、もっと上を目指したり早く400点を取りたい人には
僕も3ヶ月使ってTOEIC855点を達成しました。1週間無料なので試して合わなかったら退会してもOK。
どうしても独学がいい人には「公式問題集」がおすすめ。
TOEIC本番と同じ手順で問題が作られているので、問題の質が1番本番に近い模試です。
リーディングの勉強方法
リーディングにおすすめなのは「音読」です。
音読をひたすら繰り返すことでリーディングでも400点を超えることができました。
音読には大きく3つのメリットがあります。
- リーディング力が向上する
- 英語を日本語に変換せずに理解できる
- 読むスピードが上がる
詳しくはこちらの記事で紹介してるので、参考にしてみてください。
まとめ:TOEICリスニングで400点達成の5つのコツと勉強法
今回の記事では、TOEICリスニングで400点達成の5つのコツと勉強法を紹介しました。
- 全部聞き取らなくてもOK
- リスニング頻出の状況を覚える
- Part3、4は必ず先読み
- Part3、4はまとめてマークシートを塗る
- 太い鉛筆またはシャーペンを使い、一筆でマークする
これらに気をつけてシャドーイングで勉強していけば確実にリスニング400点を超えることができます。
しかし一番大事なのは行動と継続です。
リスニングで400点を取るためのコツと勉強法を知っていても、実際に実行しなければ400点は超えません。
ほとんどの人はこの記事を読み終えたら満足して終わりです。
本気でリスニングで400点を超えたい人は、今すぐ勉強法を見直してみましょう。
おわり。
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