

・TOEICにシャドーイングで効果があるのか知りたい
・具体的なシャドーイングの方法を知りたい
この記事を読むとこんな悩みを解決することができます。
本記事の内容
- シャドーイングとは?
- TOEICでシャドーイングをする効果
- 具体的なシャドーイング方法
- シャドーイングにおける注意点
「シャドーイング」は英語学習の初心者にはあまりなじみのない言葉ですよね。
しかし英語学習においてシャドーイングは1、2を争う効果的な勉強法です。
この記事を読むことで、シャドーイングによる効果とそのやり方を知ることができ、TOEICリスニングの点数が飛躍的に伸びます。

僕はこの勉強方法でTOEIC855点まで点数を伸ばしました。
本記事の信頼性

本記事では、僕が実際に9ヶ月でTOEIC300点から855点にあげた時の経験をもとに解説していきます。
体験談から解説していきますので、結構有益度は高いはず。ぜひ参考にしてみてください。
それでは、「TOEICリスニングに効果絶大シャドーイングの勉強方法」を紹介します。
シャドーイングとは?

そもそもシャドーイングの定義は以下の通り。
「シャドーイング(Shadowing)」は、英語を聞きながらそれを真似して発音する通訳訓練法のことです。英文を聞き終えてから繰り返す「リピート」とは異なり、シャドーイングは、聞こえてくる英文のすぐ後ろを影(shadow)のように追いかけるのがポイントです。
「聞く」、「発音する」を同時に行うわけですから、難易度の高い学習法ですが、ポイントをしっかりおさえて繰り返し練習することで、確実に英語スキルは上達していくはずです。
https://www.simulacademy.com/column/tips/shadowing
ただし、シャドーイングによる効果や目的をしっかり理解した上で、行わなければシャドーイングの効果はありません。
これで本当にTOEICの点数が上がるの?と思うかもしれませんが、間違いなくTOEICの点数をあげることができる勉強法なので、しっかり理解した上でシャドーイングを行いましょう。
TOEICでシャドーイングをする効果

シャドーイングをすると以下のような効果があります。
- リスング力が劇的に上がる
- 英語の発音を覚えることができる
- スピーキング力も上がる
1つずつ紹介します。
シャドーイングの効果①:リスング力が劇的に上がる
シャドーイングをすることによってリスニング力が劇的に上がります。
なぜなら、シャドーイングを通して「英語の音声知覚力」がつくからです。
「英語の音声知覚力」について詳しく説明します。
英語の音声知覚力とは
人間が英語を聞くとき脳は、
- 英語の音声を理解する。
- 英語の意味を理解する。
シャドーイングは1番の「音声を理解する」能力を向上することができます。
そうすることで「英語の意味を理解する」ことに脳の容量を多く使うことができ、リスニング力が上がります。
シャドーイングの効果②:英語の発音を覚えることができる
シャドーイングをしていくと、何回も英語を発音することになるので、発音を覚えることができます。
単語の発音を覚えないままだと、リスニングで聞いたとき脳の中で対象の単語と結びつかない可能性があります。
そのため、たくさんのシャドーイングすることで、英語の発音を覚え、リスニング力向上に繋がります。
シャドーイングの効果③:スピーキング力も上がる
TOEICにはあまり影響はありませんが、シャドーイングすることでスピーキング力も上がります。
シャドーイングをすることで、正しい発音の口の動きを練習することができるためスピーキング力が上がります。
TOEICにおける具体的なシャドーイング方法

ここからは、TOEICの点数を大幅に向上させる「シャドーイング」の手順を紹介します。
正しい方法でシャドーイングをしないと効果はないので、注意してください。
- シャドーイングに使う教材を用意する
- シャドーイングを行う
- テキストをみて失敗したところを確認する
- もう1度シャドーイングを行う
1つずつ解説していきます。
シャドーイングに使う教材を用意する
シャドーイングに使う教材は「公式問題集」を使いましょう。
TOEIC公式問題集は、ナレーションの外国人がTOEIC本番と同じ人なので、最も本番に近い環境で勉強することができます。
他の市販の模試だと問題の質が悪かったり、ナレーターの発音に癖があったりするので、教材は「公式問題集」にしましょう。
シャドーイングを行う
TOEIC公式問題集のリスニングの音源を使ってシャドーイングを行なってみましょう。
最初は発音もわからず、スピードについていけないと思います。
それでも大丈夫。
最初から完璧にシャドーイングできる人はいないので、何回も繰り返しだんだんできるようになりましょう。
テキストをみて失敗したところを確認する
シャドーイングをしてみて、発音がわからなかったところや、意味がわからなかったところをテキストをみて確認しましょう。
単語の意味や発音がわからないままシャドーイングをしてもあまり効果はないので、わからないところがなくなるまでしっかり確認しましょう。
シャドーイングを行う
わからないところが確認できたらもう一度シャドーイングを行いましょう。
ただし、シャドーイングは同じ教材で100回行うことを推奨します。
シャドーイングは10回くらいしてもあまり意味ないです。
なんども復習することで、シャドーイングの効果で説明した「英語の音声知覚」を鍛えることができ、リスニング力が激増します。
シャドーイングにおける注意点

シャドーイングを行う際に注意することは以下の2つ。
- 小声でシャドーイングしない
- 自分の声を録音して聞いてみる
1つずつ解説していきます。
小声でシャドーイングしない
小声でぼそぼそした声でシャドーイングするのはやめましょう。
小声でシャドーイングしてもやった気になってしまい、正しい効果が得られません。
恥ずかしいかもしれませんが、はっきりした発音を意識してシャドーイングを行いましょう。
自分の声を録音して聞いてみる
シャドーイングした自分の声を録音して聞いてみましょう。
始めは抵抗があるかもしてませんが、自分の声を聞いてみることで発音がまだまだなことがわかり、改善点がわかったりします。
シャドーイングは単純作業で飽きがちなので、たまに自分の声を聞いてリフレッシュするのもいいですよ。
まとめ:TOEICリスニングに効果絶大シャドーイングの勉強方法
今回の記事では、「TOEICリスニングに効果絶大シャドーイングの勉強方法」を紹介しました。
今回紹介したシャドーイングの手順は以下の通りです。
- シャドーイングに使う教材を用意する
- シャドーイングを行う
- テキストをみて失敗したところを確認する
- もう1度シャドーイングを行う
シャドーイングを繰り返していくと、リスニングの点数が確実に伸びるので、根気強く続けてください!
TOEICだけでなく、英語力全体の向上にも繋がるのでおすすめです。
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