・TOEICの勉強でDUOを使っていいの?
・TOEICにDUOで勉強してはいけない理由を知りたい
・TOEICのおすすめの単語帳は?
この記事を読むとこんな悩みを解決することができます。
本記事の内容
- DUOとは?
- TOEICにDUOを使ってはいけない理由
- TOEICにおすすめの単語帳と勉強法
大学受験や英語学習で大人気の単語帳「DUO」。
しかしTOEICの学習に置いてDUOはおすすめできるのか?という観点でこの記事を書いていきます。
結論からいうとTOEICのスアアップをしたければDUOは絶対に使ってはいけません。
明確な理由が4つあるのでこの記事で解説していきます。TOEICは勉強法を間違えるとスコアは全然伸びないので、この記事を読んでくれた皆さんには正しいTOEIC単語の勉強法も紹介します。
僕も大学受験の時に、ネットでおすすめの単語帳を調べ尽くしてDUOを買って勉強しました。
本記事の信頼性
本記事では、TOEIC855点の僕がDUOを実際に使った経験を元に解説していきます。
体験談から解説していきますので、結構有益度は高いはず。ぜひ参考にしてみてください。
それでは、「TOEICの勉強にDUOを使ってはいけない2つの理由」を紹介します。
ちなみにDUOを使う以外にもTOEICスコアが伸びない原因をこちらの記事で解説しています。
👉TOEICスコアが伸びない6つの理由と解決策【あなたは大丈夫?】
DUOとは?(知ってる人は読み飛ばしてOK)
DUOを知らない人向けに、簡単に紹介します。(すでに知っている人は飛ばしてOK)
DUOは560個の例文で、重要単語1600個、重要述語1000個紹介されている単語帳です。
例文を560個覚えるだけで、英語の重要単語と述語を効率的に覚えることができます。
英語の単語帳界では、大人気で累計400万冊以上売られている大ヒット商品です。
それでは、なぜこんなに大人気のDUOがTOEICの勉強にはおすすめできないかを紹介します。
TOEICにDUOを使ってはいけない4つの理由
TOEICにDUOを使ってはいけない理由は以下の4つ。
- 覚えなくていい単語が多い
- TOEICに頻出の単語が載っていない
- 頻出順じゃない
- 例文で覚えてもすぐに単語が出てこない
1つずつ紹介します。
DUOがダメな理由①:覚えなくていい単語が多い
DUOにはTOEICには出ない単語が多く載っているため、全部覚えるのは遠回りになります。
TOEICは「ビジネス英語」中心に出題されるため、単語も「ビジネス英語」の単語が多いです。
そのため、DUOに載ってるような、slave(奴隷) disarmament(軍事縮小) など物騒な単語はTOEICには出題されません。
DUOは幅広い単語が収録されているため、TOEICの勉強には不向きです。
TOEICにはTOEIC専用の単語帳が一番!
DUOには約2600の単語と熟語が掲載されていますが、体感的にはその中でTOEICに必要なのは1000単語もないくらいです。
DUOを使うと単語を覚えるうちの半分以上は無駄になってしまうので、スコアアップしたい人には向いていませんね。。
DUOがダメな理由②:TOEICに頻出の単語が載っていない
DUOにはTOEIC頻出の単語が載っていません。
先ほども説明した通り、TOEICには「ビジネス英語」の単語が多く出題されますが、DUOには載っていない単語も多くあります。
例えば、landmark(名所、重要な出来事)やtimeline(予定表)などTOEICに頻出ですがDUOには載っていません。
TOEICに頻出の単語を覚えたければTOEIC専用の単語帳を選ぶ必要があります。
TOEICに頻出の単語が載ってないのは致命的だね。。。
DUOがダメな理由③:頻出順じゃない
DUOの単語はTOEICに頻出の単語順で並んでいないため、単語を勉強する上での効率が悪くなります。
そもそも単語を勉強するときに大事なのはよく頻出する単語から覚えていくことです。
これは当然のことで、よく出る単語から覚えていけば、TOEIC試験のなかでカバーできる単語数が増えていき、スコアアップにつながります。
DUOは例文で覚える形式になっているため、単語を頻出順には並んでいません。
DUOはそもそもTOEIC専用の単語帳ではないため、頻出順にするのは難しいですね。。。
DUOがダメな理由④:例文で覚えてもすぐに単語が出てこない
実際に僕がDUOを使って勉強していたときに感じたことですが、DUOで勉強すると、単語の意味を思い出そうとしても最初に例文を思い出してしまうため、単語の意味を思い出すために時間がかかってしまいます。
これでは時間が命のTOEICでは致命的です。
特にリスニングでこんなことをしていたら、あっという間に次の文章に進んでしまいます。
TOEICでスコアアップするには単語をみたら一瞬で意味を思い出せるようにしていないと意味がありません。
TOEICにおすすめの単語帳と勉強法
TOEICにおすすめな単語帳は「DUO」ではなく「金のフレーズ」です。
金のフレーズとは
金のフレーズとは何度も満点をとっているTEX加藤先生が、今までTOEICの受験中に気になった単語をメモしてきたTEXノートにより作られたTOEIC専用の単語帳です。
実は、この金のフレーズは2代目なのですが、初代も絶大な人気がありました。
僕の体感だと、TOEIC受験者の半数以上が金のフレーズを使っています。
金のフレーズの形式
金のフレーズは、以下のレベル別に分けられています。
・600点レベル 助走の400語
・730点レベル 加速の300語
・860点レベル 飛躍の200語
・990点レベル 頂点の100語
特に後半の300語は、TOEIC上級者でも覚えてないような単語が出てくるので、TOEIC初心者から高得点者まで幅広い範囲で使うことができます。
金のフレーズには、上記の1000単語に加え、以下のコンテンツが収録されています。
・パート1重要語100
・部署・職業名
・前置詞・接続詞・接続副詞
・多義語88
・定型表現120
王道で出題される1000単語に加え、上記の単語も収録されているため、かゆいところにも手が届くような単語帳になっています。
例えばTOEICパート1には、パート1にしか出題されないような単語が存在します。
しかし金のフレーズには、パート1重要語100といったパート1に頻出の単語のみをまとめたコンテンツもあるため、場面やパート別にTOEICの単語を勉強することができます。
TOEICの単語帳は金のフレーズ1択の理由
ここからは、TOEICの単語帳を選ぶなら「金のフレーズ」一択の理由を紹介します。
主なポイントは以下の通り。
- 本当にTOEIC頻出単語しか載ってない
- マジでみんな使ってる
- 備考欄が有益すぎる
詳しくは下の記事で紹介してますが、大事なポイントを3つだけ解説します。
本当にTOEIC頻出単語しか載ってない
金のフレーズに載っている単語は本当にTOEIC頻出のものばかりです。
そもそも金のフレーズとは何度も満点をとっているTEX加藤先生が、今までTOEICの受験中に気になった単語を試験後にメモしたノートにより作られたTOEIC専用の単語帳です。
TOEIC本番にでた単語をメモして作られた単語帳なため、絶対にTOEICに出る単語しか載っていません。
実際に使ってみて、金のフレーズをカンペキに覚えていればTOEIC本番で8〜9割の単語はカバーできます。
でも金のフレーズに載ってない単語も本番で出るの?
という質問もあると思います。
回答としては、TOEIC本番に金のフレーズに載ってない単語もでます。
単語は金のフレーズで8〜9割はカバーして、残りの1、2割は問題集を解いて知らない単語があったら覚えることでカバーしましょう。
あとは、本番で知らない単語が出ても周りの文脈で判断したり、設問に関係のない部分なら読み飛ばしてOKです。
マジでみんな使ってる
僕はTOEICの学習者の半分以上は金のフレーズを使っていると思っています。
実際にTOEIC本番の試験会場に行った時も、教室で単語帳を開いてる人の8割くらいは金のフレーズを使っていました。
それくらい多くの受験者に使われている単語帳なので、安心して使うことができます。
備考欄が優秀すぎる
金のフレーズには備考欄があり、そこが超有益です。
例えばこんな感じ。
備考欄には、「TOEICに出てくるならこんな使い方です。」や「名詞ならこんな感じで形を変えて出題されます。」などの情報が詰め込まれています。
他にも類義語も書いてあるため単語だけでなく、備考欄も覚えることでTOEICの語彙力が広がります。
ちなみにこの備考欄は金のフレーズアプリ版にはないので、金のフレーズを買うなら絶対に書籍版がおすすめ。
僕は備考欄までほとんど覚えた結果、TOEIC855点を取れました。
金のフレーズの価値は3割くらい備考欄だと思ってます。
TOEIC単語帳「金のフレーズ」の勉強方法
さっそく結論からいうと、金のフレーズの効率的な使い方はこちらの4ステップです。
これに関しても下の記事で解説してるのでここでは簡単に紹介します。
単語を覚える上で重要なことは「何回同じ単語に出会うか」です。
1度みただけで単語を覚えられる人はいないので、短い期間で何度も同じ単語に目を通すことで記憶を定着させていきます。
そこで最も単語を覚えやすく勉強できるのが、先ほど紹介したステップになります。
1週間という単位で何度も同じ単語を復習し、その後も継続的に復習することで長期記憶に単語を定着させることができあmす。
実際に僕のこの勉強法で単語を覚え、TOEIC300点から855点を達成できました。
効果ありです。
まとめ:TOEICにDUOを使ってはいけない4つの理由とおすすめの単語帳
今回の記事では、「TOEICにDUOを使ってはいけない4つの理由とおすすめの単語帳」を紹介しました。
今回の記事をまとめると以下の通り。
- DUOには覚えなくていい単語が多い
- DUOにはTOEICに頻出の単語が載っていない
- DUOは頻出順じゃない
- 例文で覚えてもすぐに単語が出てこない
TOEICのスコアアップを目指してる人が、DUOを使って勉強することは絶対におすすめしません。
最後まで読んでくれた人はその理由がわかったと思います。
TOEICでスコアアップをしたければ、TOEIC専用の単語帳を使うのが一番の近道です。
TOEICの基礎となる単語や文法は、間違った勉強法をしてしまうと致命的なので、気をつけて下さい!
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