・TOEICにディクテーションで効果があるのか知りたい
・TOEICの点数をあげるための正しい勉強法を知りたい
この記事を読むとこんな悩みを解決することができます。
本記事の内容
- ディクテーションとは?
- ディクテーションの効果
- TOEICでディクテーションをやめた方がいい理由
- TOEICおすすめ勉強法
「ディクテーション」は英語学習の初心者にはあまりなじみのない言葉ですよね。
英語学習においてディクテーションは非常に効果的な勉強法です。
しかし僕はTOEICの勉強においてディクテーションはやめたほうがいいと考えています。
この記事では、TOEICにおいてディクテーションはやめたほうがいい理由と、おすすめの勉強法を紹介しています。
TOEICにはすでに正しい勉強法が確立されていて、ディクテーションなどで勉強するのは遠回りで時間を無駄にしてしまう危険性が、、、、
僕は完全に独学で6ヶ月でTOEIC300点から855点まで点数を伸ばしました。
本記事の信頼性
本記事では、僕が実際に9ヶ月でTOEIC300点から855点にあげた時の経験をもとに解説していきます。
体験談から解説していきますので、結構有益度は高いはず。ぜひ参考にしてみてください。
それでは、「TOEICにおいてディクテーションはやめたほうがいい理由」を紹介します。
ちなみにディクテーション以外にもTOEICスコアが伸びない原因をこちらの記事で解説しています。
👉TOEICスコアが伸びない6つの理由と解決策【あなたは大丈夫?】
ディクテーションとは?
そもそもディクテーションとは「英語の音源を聞いて、ノートに聞いたとおりに英文を書く」勉強法です。
リスニングに加え、英語のスペルまで書く必要があるため、レベル的にはかなり高く、英語上級者でも行なっている勉強法です。
自分が聞き取れないところや書けないところが弱点として明確になるので、英語力向上には効果的な勉強法です。
ディクテーションには様々な効果があるので紹介します。
ディクテーションの効果
ディクテーションをすると以下のような効果があります。
- リスニング力が上がる
- ライティング力が上がる
- 自分の弱点に気づける
1つずつ紹介します。
ディクテーションの効果①:リスニング力が上がる
ディクテーションをすることによってリスニング力が上がります。
なぜなら、ディクテーションを通して「英語の音声知覚力」がつくからです。
「英語の音声知覚力」について詳しく説明します。
英語の音声知覚力とは
人間が英語を聞くとき脳は、
- 英語の音声を理解する。
- 英語の意味を理解する。
ディクテーションは1番の「音声を理解する」能力を向上することができます。
そうすることで「英語の意味を理解する」ことに脳の容量を多く使うことができ、リスニング力が上がります。
ディクテーションの効果②:ライティング力が上がる
ディクテーションをすると、ライティング力も伸びます。
何回もディクテーションしていくうちに、スペルも覚えることができます。
また、英文の構造も次第に覚えていくことができるので、英語初心者にも向いてるトレーニングです。
ディクテーションの効果③:自分の弱点に気づける
実際にノートに書くことで、自分の弱点を見つけやすいです。
普段はごまかしていたリスニングの弱点が浮き彫りになり、なんども復習することで弱点を克服することができます。
ここまで読むとディクテーションは英語学習においてかなり有効な勉強法であることがわかりました。
しかし、TOEICにおいてはディクテーションは効率的な勉強法とは言えません。
ここからはその理由を3つ紹介していきます。
TOEICにおいてディクテーションはやめたほうがいい理由
TOEICにおいてディクテーションはやめたほうがいい理由は以下の通り。
- ディクテーションに時間がかかる
- ディクテーションは場所を選ぶ
- TOEICにライティングを伸ばす必要はない
1つずつ解説していきます。
ディクテーションに時間がかかる
ディクテーションは「ノートに英文を書く」作業がありますが、これに時間がかかります。
音源が長文だと区切って進めないと行けないのも面倒ですし、1時間やっても全然進みません。
僕もやってみましたが、長時間やろうとすると時間もかかりますし、手がかなり疲れます。笑
ディクテーションは場所を選ぶ
ディクテーションをするには、ノートに書く環境が必要です。
家の外でするにはノートを持ち歩かなくては行けないですし、ふとした時にやりたくなってもできません。
この後で紹介するシャドーイングなら持ち物もいらず、どこでもできておすすめです。
TOEICにライティングを伸ばす必要はない
TOEIC試験にはライティングはないので、ライティング力を伸ばす必要はありません。
また、現実世界でもライティング力の重要性は年々下がっていて、英語でメールを作成する際も予測変換があるので、ライティング力はあまり必要ありません。
僕の感覚では英語力の優先度は、リスニング>スピーキング>リーディング>ライティングの順番で、ライティングは一番最後です。
TOEICおすすめ勉強法(ディクテーション以外)
ディクテーションに変わっておすすめする勉強法は「シャドーイング」です。
シャドーイングの定義は以下の通り。
「シャドーイング(Shadowing)」は、英語を聞きながらそれを真似して発音する通訳訓練法のことです。英文を聞き終えてから繰り返す「リピート」とは異なり、シャドーイングは、聞こえてくる英文のすぐ後ろを影(shadow)のように追いかけるのがポイントです。
「聞く」、「発音する」を同時に行うわけですから、難易度の高い学習法ですが、ポイントをしっかりおさえて繰り返し練習することで、確実に英語スキルは上達していくはずです。
https://www.simulacademy.com/column/tips/shadowing
ディクテーションと違う点は、「ノートに書く」ではなく「その場で発音」することです。
ディクテーションと比べると以下のメリットがあります。
- 持ち物や場所にしばられない
- 「書く」より「発音する」の方が格段に時間が短い
- スピーキングも鍛えられる
シャドーイングについての詳しいことは以下の記事で紹介してるので参考にしてみてください。
まとめ:TOEICディクテーションはおすすめしない理由
今回の記事では、「TOEICディクテーションはおすすめしない理由」を紹介しました。
今回紹介した「TOEICにディクテーションをおすすめしない理由」は以下の通り。
- ディクテーションに時間がかかる
- ディクテーションは場所を選ぶ
- TOEICにライティングを伸ばす必要はない
ディクテーションは英語学習においては効果的ですが、TOEICには向いてません。
しかし、シャドーイングならディクテーションよりも効率的にTOEICの点数を伸ばすことができます。
最短でTOEIC高得点を取るには、正しい勉強法を知ることが1番の近道になります。
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