・金のフレーズの効率的な使い方を知りたい
・TOEICの単語帳なら金のフレーズがいいっていうけど理由は?
・実際に使ってみた人の感想を知りたい
この記事を読むとこんな悩みを解決することができます。
本記事の内容
- 金のフレーズの効率的な使い方4ステップ
- TOEICの単語帳なら金のフレーズにするべき5つの理由
- 金のフレーズを実際に使ってみた3つの感想
- 銀のフレーズ、金のセンテンスは必要か
TOEIC界では1番人気の単語帳である「金のフレーズ」
実際に僕も使ってみて「金のフレーズ」が超優秀なのは間違いないと感じてますが、使い方を間違えると単語帳の魅力は半分以下になると思っています。
単語を覚える上で大切なことは「何度も同じ単語に出会って長期記憶に保存すること」です。
これができてない人は単語を覚えたと思ってもすぐに忘れてしまうだけで、時間を無駄にする可能性が、、、
この記事で紹介する金のフレーズの使い方を実行すれば、単語の基礎を固めることができてTOEICの点数が伸びやすくなります。
本記事の信頼性
本記事では、金のフレーズを使っって僕が実際に9ヶ月でTOEIC300点から855点にあげた時の経験をもとに解説していきます。
体験談から解説していきますので、結構有益度は高いはず。ぜひ参考にしてみてください。
それでは「金のフレーズの効率的な使い方4ステップ」を紹介します。
ちなみにTOEIC全体の勉強法に関してはこちらの記事で詳しく解説してますので、参考にしてみてください。
👉TOEIC初心者からスコアを伸ばした人が実践してる勉強法
金のフレーズの効率的な使い方4ステップ
さっそく結論からいうと、金のフレーズの効率的な使い方はこちらの4ステップです。
1つずつ詳しく紹介していきます。
金のフレーズ使い方①:まずは1週間でさらっと1周する
最初はガッツリ覚えようとせずに、読むイメージで1周しましょう。
エビングハウスの忘却曲線を考えると、人間の脳は1ヶ月も経つと21%のことは忘れてしまいます。
https://ryugaku-kuchikomi.com/blog/ebbinghaus-the-forgetting-curve/
1周目を1ヶ月かけてガッツリ覚えようとしても、最後まで覚える頃には最初に覚えた単語はほとんど忘れてしまっています。
単語は短期間で何度も同じ単語に出会うことで、記憶の定着率があがるので時間をかけずに何度も復習するのが鉄則です。
といっても金のフレーズを1週間で1周するのは、初めての人はかなり時間がかかると思います。おそらく他の勉強をする時間はないので、単語帳だけに集中しましょう。
金のフレーズ使い方②:次の1週間でガッツリ1周する
次の1週間は単語をしっかり覚えるつもりで1周しましょう。
前の週でさらっと全ての単語に目を通しているので、1週間で十分やりきれます。
ここでも全ての単語をカンペキに覚えようとしなくてもOK。このあと何度も復習するので、焦る必要はありません。
イメージ的には5〜6割覚えることができれば上出来です。
単語はTOEICの基礎になるので、この2週間がかなり大事です。
このように1週間に1回同じ単語に目を通すことで、単語が長期記憶に保存されていくので、だんだん忘れにくくなってきます。
実際に僕もこの勉強法で単語を覚えていましたが、TOEICの勉強をやめて1年後でも単語帳の7〜8割は覚えていました。
金のフレーズ使い方③:他の勉強をしながら1週間に1周する
ここから1ヶ月間は毎週「金のフレーズ」を1周するようにしましょう。
毎回いっていますが、単語はカンペキに覚えようとしなくていいです。時間をかけて覚えるのではなくて、何周もして覚える方が圧倒的に効率もいいし、忘れにくくなります。
3周目になり、1周するための時間もかなり短くなっているはずです。そろそろ単語だけの勉強にも飽きてくる頃なので、文法の勉強やTOEICの問題を解きながら単語を覚えましょう。
ここまでこれば金のフレーズを1ヶ月半で6周したことになります。僕の体感だとここまでで8割くらい覚えられるはず。
単語の勉強はほぼ終わりです。
金のフレーズ使い方④:1ヶ月に2周する。
あとは「残りの2割を覚える」+「単語を長期記憶に保存する」ために毎月2周はするようにしましょう。
このステップをやらないと、1ヶ月半で大量に覚えた単語が定着せず、忘れてしまいます。
できればTOEIC本番までずっと毎月2周ずつやるのがおすすめ。
せっかく覚えたのに忘れたらもったいない。。。
TOEICの単語帳なら金のフレーズにするべき5つの理由
TOEICの単語帳なら金のフレーズがおすすめの理由はこちらの5つ。
- 本当にTOEIC頻出単語しか載ってない
- レベル別でわかりやすい
- 音声をダウンロードできる
- マジでみんな使ってる
- 備考欄が有益すぎる
僕はもう1度TOEICの勉強を1から始めるとしても、金のフレーズを使います。
その理由を5つ解説していきます。
本当にTOEIC頻出単語しか載ってない
金のフレーズに載っている単語は本当にTOEIC頻出のものばかりです。
そもそも金のフレーズとは何度も満点をとっているTEX加藤先生が、今までTOEICの受験中に気になった単語を試験後にメモしたノートにより作られたTOEIC専用の単語帳です。
TOEIC本番にでた単語をメモして作られた単語帳なため、絶対にTOEICに出る単語しか載っていません。
実際に使ってみて、金のフレーズをカンペキに覚えていればTOEIC本番で8〜9割の単語はカバーできます。
でも金のフレーズに載ってない単語も本番で出るの?
という質問もあると思います。
回答としては、TOEIC本番に金のフレーズに載ってない単語もでます。
単語は金のフレーズで8〜9割はカバーして、残りの1、2割は問題集を解いて知らない単語があったら覚えることでカバーしましょう。
あとは、本番で知らない単語が出ても周りの文脈で判断したり、設問に関係のない部分なら読み飛ばしてOKです。
レベル別でわかりやすい
金のフレーズは、以下のレベル別に分けられています。
・600点レベル 助走の400語
・730点レベル 加速の300語
・860点レベル 飛躍の200語
・990点レベル 頂点の100語
特に後半の300語は、TOEIC上級者でも覚えてないような単語が出てくるので、TOEIC初心者から高得点者まで幅広い範囲で使うことができます。
金のフレーズには、上記の1000単語に加え、以下のコンテンツが収録されています。
・パート1重要語100
・部署・職業名
・前置詞・接続詞・接続副詞
・多義語88
・定型表現120
王道で出題される1000単語に加え、上記の単語も収録されているため、かゆいところにも手が届くような単語帳になっています。
例えばTOEICパート1には、パート1にしか出題されないような単語が存在します。
しかし金のフレーズには、パート1重要語100といったパート1に頻出の単語のみをまとめたコンテンツもあるため、場面やパート別にTOEICの単語を勉強することができます。
音声をダウンロードできる
金のフレーズの音声はダウンロードすることができます。
ダウンロード方法は、朝日新聞出版のHPにいって金のフレーズのページにあるダウンロードリンクを押すだけ。
書籍の中にQRコードもあるので迷わないと思います。
料金も無料なので、耳で勉強したい派の人は絶対にダウンロードしましょう。
ちなみに単語を覚えるときは5感を使って覚えた方が効率がいいというデータもあって、目で視覚的に覚えるだけじゃなくて耳も使うことで単語を覚えるスピードが速くなります。
僕は音声ダウンロードは使いませんでしたけどね笑
マジでみんな使ってる
僕はTOEICの学習者の半分以上は金のフレーズを使っていると思っています。
実際にTOEIC本番の試験会場に行った時も、教室で単語帳を開いてる人の8割くらいは金のフレーズを使っていました。
それくらい多くの受験者に使われている単語帳なので、安心して使うことができます。
備考欄が優秀すぎる
金のフレーズには備考欄があり、そこが超有益です。
例えばこんな感じ。
備考欄には、「TOEICに出てくるならこんな使い方です。」や「名詞ならこんな感じで形を変えて出題されます。」などの情報が詰め込まれています。
他にも類義語も書いてあるため単語だけでなく、備考欄も覚えることでTOEICの語彙力が広がります。
ちなみにこの備考欄は金のフレーズアプリ版にはないので、金のフレーズを買うなら絶対に書籍版がおすすめ。
僕は備考欄までほとんど覚えた結果、TOEIC855点を取れました。
金のフレーズの価値は3割くらい備考欄だと思ってます。
金のフレーズを実際に使ってみた3つの感想
僕が金のフレーズを実際に使ってみた感想はこちらの3つ。
- 単語帳はこの1冊でOK
- 音読して覚えると覚えやすい
- 基本の1000語以外が優秀
それでは一つずつ説明していきます。
単語帳はこの1冊でOK
単語帳は金のフレーズ1冊でOKです。
実際に僕もTOEIC300点から855点まで伸ばすのに金のフレーズしか使っていません。
1つの単語帳に絞って単語を覚えることで、何周もしていくうちに使いやすくなってきて、単語を覚える効率も上がります。
他の単語帳に浮気したら確実に効率が下がるので、最初に決めた単語帳をやり切りましょう。
音読すると覚えやすい
僕は金のフレーズを目でみて覚えるだけでなく、音読して覚えることで効率よく勉強していました。
先ほども解説したように、単語は5感を使って覚える方が効率がいいため、音読して発音することで記憶に定着しやすくなります。
実際に僕も音読しながら覚えることで、しばらく経ってから単語帳を見返しても単語を忘れずに覚えていました。
単語を覚えるときは音読がおすすめ。
僕がTOEIC300点の時、まず始めたのは「金のフレーズ」の丸暗記です。
基本の1000語以外が優秀
金のフレーズに収録されている基本1000語以外のこちらの情報がかなり優秀でした。
・パート1重要語100
・部署・職業名
・前置詞・接続詞・接続副詞
・多義語88
・定型表現120
特にパート1重要語100は本当にパート1に頻出の単語ばかり載っていました。
なぜかTOEICパート1には頻出の単語が決まっています。しかもそのパート1頻出の単語はパート1にしか出題されません。
金のフレーズに載ってるこの100語さえ覚えておけばパート1に必要な単語は網羅できるので安心してください。
このように金のフレーズには基本1000語以外にも、パート1頻出単語や多義語、定型表現がまとめられていて、そこが本当に優秀なので金のフレーズ丸々勉強すると点数がのびます。
銀のフレーズ、金のセンテンスは必要か
金のフレーズの姉妹本として「銀のフレーズ」と「金のセンテンス」がありますが、僕は必要ないと考えています。
銀のフレーズはTOEIC初心者に向けて金のフレーズ前にやるべき単語帳として発売されています。
金のフレーズとかぶっている単語も多く、基礎的な単語が多すぎるため単語帳としてはかなり物足りなくなります。
銀のフレーズだけでは語彙力が足りないため、いずれにせよ2冊目の単語帳が必要になるので、最初から金のフレーズをやればOK。
実際に僕もTOEIC300点の時から金のフレーズで勉強しました。
また、金のセンテンスも金のフレーズを文章で学びたい人向けの単語帳です。
こんな感じで1文の中に頻出単語がつめ込まれていて、覚えていきます。
こちらも紹介されている単語は金のフレーズとほぼほぼ一緒なので、金のフレーズを持っていれば買う必要はありまん。
まとめ:金のフレーズの効率的な使い方を4ステップで解説
今回の記事では、「金のフレーズの効率的な使い方を4ステップで解説」を紹介しました。
効率的な使い方はこちらのステップです。
TOEICで高得点を取るためには、単語を覚えないと始まりません。
数ある単語帳の中でも「金のフレーズ」は実際にTOEICの単語帳の中で1番売れていてかなり優秀なのでオススメです!
せっかく買ってもこの単語帳をやり込まないとTOEICで高得点を取ることは難しいです。
本気でTOEICの点数を伸ばしたい人だけ、金のフレーズを買うようにしましょう。
おわり。
コメント