

・TOEICで高得点を取るにはどれくらい単語を覚えなきゃいけないか知りたい
・単語帳購入に向けてTOEICに必要な単語数を知りたい
この記事を読むとこんな悩みを解決することができます。
本記事の内容
- TOEICに必要な単語数とは
- おすすめの単語帳と使いかた
- そのほかの単語は参考書や模試から学ぶ
この記事を読むことでTOEICで高得点をとるまでに、どれくらい単語を覚える必要があるか知ることができて、今後の勉強量を最適にすることができます。

TOEIC300点から855点にあげた僕はある単語帳1冊しか使っていません!
本記事の信頼性

本記事では、僕が実際に9ヶ月でTOEIC300点から855点にあげた時の経験をもとに解説していきます。
体験談から解説していきますので、結構有益度は高いはず。ぜひ参考にしてみてください。
それでは「TOEICに必要な単語数」から紹介します。
TOEICに必要な単語数とは

最初に結論を言うと、あらかじめ自分で勉強する必要のある単語数は1000〜1500語です。
これ以降で詳しく説明していきます。
実際のTOEICで出題される単語数
実は、実際のTOEIC試験は8,000〜10,000単語で構成されています。
リスニングが約4,000単語、リーディングが約6,000単語です。

えっ、じゃあ10,000単語覚えないといけないじゃん、、、
そんなことありません!
この10,000単語のうち7000単語くらいは、超がつくほど基礎的な単語だからです。
例)dog, tea, red, one, that など
TOEIC対策のために覚えておく単語数は最大で1500単語
TOEIC対策のためにあらかじめ覚えておかなければいけない単語数は、1000〜1500単語です。

10,000単語出題されて7,000単語は既に知ってるとして、残り3,000単語じゃないの?
「あらかじめ覚えるべき単語数」は、最大1500単語です。
この1500単語というのは、単語帳を使って勉強すべき単語数です。
残りの1500単語は、参考書や模試を解いてるときに新しく出てきたらその都度覚えましょう。

結局3000単語覚えなきゃいけないんかい!
以上をまとめると、覚えなきゃいけない単語数は3000単語です。
そのうち単語帳で勉強したほうがいいのは、1000〜1500単語なので厚い単語帳は必要ないです。
この後で紹介する単語帳1冊をやるだけで十分です。
TOEICおすすめの単語帳と使いかた

おすすめの単語帳は、TOEIC単語帳のランキング1位の「金のフレーズ2」です。
TOEIC単語帳「金のフレーズ2」の内容
金のフレーズ2の内容は、以下のようになっています。
金のフレーズとは、何度も満点をとっているTEX加藤先生が、今までTOEICの受験中に気になった単語をメモしてきたTEXノートにより作られました。

金のフレーズは、以下のレベル別に分けられています。
・600点レベル 助走の400語
・730点レベル 加速の300語
・860点レベル 飛躍の200語
・990点レベル 頂点の100語
特に後半の300語は、TOEIC上級者でも覚えてないような単語が出てくるので、TOEIC初心者から高得点者まで幅広い範囲で使うことができます。
金のフレーズには、上記の1000単語に加え、以下のコンテンツが収録されています。
・パート1重要語100
・部署・職業名
・前置詞・接続詞・接続副詞
・多義語88
・定型表現120
王道で出題される1000単語に加え、上記の単語も収録されているため、かゆいところにも手が届くような単語帳になっています。
例えばTOEICパート1には、パート1にしか出題されないような単語が存在します。
しかし金のフレーズには、パート1重要語100といったパート1に頻出の単語のみをまとめたコンテンツもあるため、場面やパート別にTOEICの単語を勉強することができます
著者のTEX加藤先生が「この中でTOEICに出ない単語はない」と豪語するほどの内容になっているので、間違いないです。

僕の体感だと、TOEIC受験者の半数以上が金のフレーズを使っています。
TOEIC単語帳「金のフレーズ」の効率的な使い方
金のフレーズの効率的な勉強法は、「1時間で単語帳を1周し、それを30周する」です。
単語帳は熟読するのではなく、さらっと読み進めましょう!
以下で詳しく説明していきます。
1時間で単語帳1周できるようにする
単語を覚えるコツは、「たくさん同じ単語に出会う」です。
人間は一回みただけでは1ヶ月で8割くらい忘れてしまいます。
なので、同じ単語にたくさん出会うことが単語を覚えるコツです。
最初僕は、1時間で金のフレーズを一周することを決め、それを30回繰り返しました。

もちろん2、3周しただけじゃ全く覚えていません
しかし30回も繰り返し同じ単語を見ることで、流石に金のフレーズの単語を覚えることができました。
しかも、何回も見て覚えた単語はなかなか忘れません。
これは長期記憶に保存されたからです。
長期記憶は、短期記憶と共に記憶の二重モデルにおける概念です。リハーサルによって数分から数十分程度保持される貯蔵庫に送られたものを短期記憶と言いますが、さらに海馬を通して、永続的な貯蔵庫へと送られるものを長期記憶と言います。
https://psychoterm.jp/basic/cognition/long-term-memory
この覚え方は、どんな勉強にも通用しますよ!
そのほかのTOEIC単語は参考書や模試から学ぶ

覚える単語数は、3000単語と言いましたよね?
単語帳で1500単語覚え、残り1500単語は参考書や模試に出てくる新単語を覚えましょう。
実際に参考書や模試を解いていくと、知らない単語がまだまだ出てきます。
解くべき参考書や模試は信頼できるものだけ
実際に使う参考書や模試は、信頼できるものだけにしましょう!
世の中には、無数のTOEICの参考書がありますが、実際に解いてみるとこう感じる時があります。

・「この表現はTOEICじゃあまり出題されないな」
・「この単語はTOEICではほとんど出てこないな」
TOEIC高得点者ならわかることですが、TOEICには出題される単語や表現、文法、会話のパターンなどが決まっています。
そのため、信頼できる参考書や模試じゃないと解いてもあまり参考になりません。
その点、TOEIC公式から出版されている「公式問題集」は絶対に信頼できるため、絶大な人気があります。
まとめ:TOEICに必要な単語数は?
今回の記事では、「TOEICに必要な単語数」を紹介しました。
記事の内容をまとめると、
- TOEICのために新たに覚える単語数は3000語
- 単語帳で1500語、参考書や模試で1500語覚える
- 単語帳は「金のフレーズ2」、模試は「公式問題集」を使う
TOEICで高得点を取るためには、単語を覚えることが必須です。
TOEIC初心者は、まず単語を覚えることから始めましょう!
コメント