

・簿記3級の独学は難しい?
・簿記初心者はどうやって勉強したらいい?
・簿記3級を独学で合格できる人の特徴は?
この記事を読むとこんな悩みを解決することができます。
本記事の内容
- 簿記3級の独学が難しい3つの理由
- 簿記初心者におすすめの勉強法(ほぼ独学)
- 簿記3級を独学で合格できる人
この記事の結論から言うと完全な初心者が簿記3級を独学で合格するのは難しいです。
簿記3級は「3級だから簡単!」だと思いきや、平均合格率は49.3%と2人に1人は落ちる資格。
僕も初めは独学で勉強しようとしましたが、今回紹介する3つの理由のせい(?)で、断念しました。
この記事では、実際に僕が感じた簿記3級の独学が難しい3つの理由と、ほぼ独学で合格できた勉強方法を解説します。

ちなみに僕は理系出身で、簿記は完全に未経験でした。
本記事の信頼性
本記事では、僕が実際に1週間で簿記3級に合格した経験をもとに解説していきます。
体験談から話すので有益度は高いはず。ぜひ参考にしてみてください。
それでは「簿記3級の独学が難しい3つの理由」を解説していきます。
簿記3級の独学が難しい3つの理由

僕が実際に勉強して感じた、簿記3級の独学が難しい3つの理由はこちら。
- テキストを理解するのには時間がかかる
- 個人的な疑問に対する回答がない
- 勉強のペースがつかめない
1つずつ解説していきます!

おすすめの勉強法もこのあとで紹介します!
テキストを理解するのには時間がかかる
簿記3級の独学が難しい1番の理由が「テキストを理解するのに時間がかかる」からです。
簿記の概念はちょっと独特で、商業系の高校でなければ習わないため、理解しづらいところがあります。
特に注意すべきことは、独学で解釈を間違えたまま勉強を進めることです。
簿記の最初の方をきちんと理解してないと、その応用を後半で勉強した時にまったく理解できなくなります。
実際に僕も最初は市販のテキストだけで勉強しようとしましたが、最初の数ページを読んでみて、イマイチ要点が掴めなかったので諦めました。

どうしても紙のテキストでは理解しづらいところがあります。
逆に言えば、簿記の概念は一貫しているので、最初きちんと理解できればその後の勉強は楽になります。
個人的な疑問に対する回答がない
簿記3級の独学が難しい2つ目の理由は「個人的な疑問に対する回答がない」からです。
学校の勉強とかで経験があるひとも多いと思いますが、周りは理解しているのに自分だけ理解できていない時ってありますよね?
たいていちょっとしたことを勘違いしていたりすることが多いのですが、そんな疑問は独学では解消することができません。
テキストや問題集の回答には、一般的な疑問に対する回答しか書かれていないため、独学では個人的な疑問を解消することができず、簿記の理解が深まりません。。。

このあと紹介するやり方なら安く先生をつけることができます。
勉強のペースがつかめない
簿記3級を独学で勉強すると勉強のペースがつかめません。
テキストには簿記3級の試験範囲がすべて載っていますが、試験にはよく出題される範囲や絶対に押さえておかないといけない問題があります。
それをテキストから察知するのは難しいです。
その結果、あまり出題されない範囲でもがんばって勉強してしまう可能性があるため、独学で勉強するとどうしても効率が悪くなります。
実際にテキストを読んでみると出題頻度が星○個分みたいな感じで表現されていますが、簿記初心者がその星の数をみてもどれくらい勉強したらいいかさっぱりわかりません。
やっぱり独学で勉強するのは難しいです。。。

特に簿記初心者には判断つきません。
簿記初心者におすすめの勉強法(ほぼ独学)

ここからは実際に僕が1週間で簿記3級に合格できた、ほぼ独学の勉強法を紹介します。
先ほど解説した独学が難しい3つの理由をすべて解消できているので、おすすめです。
簡単に言うと、Udemy
という動画授業で先生をつけて簿記3級の勉強をした後に、テキストで肉付けしていくイメージです。
それぞれポイントを紹介していきます。
Udemy「スキマ時間でビジュアル簿記3級」を2周する
僕はUdemy
で「スキマ時間でビジュアル簿記3級」の講座を2周みました。
Udemyを知らない人向けに簡単に紹介します。
「Udemy」は100,000以上の講座があるオンライン学習プラットフォームで、教えたい人が講座を開き、学びたい人が学べるサイトです。
簿記だけでなく、プログラミングやデザインなどかなり豊富な教材が安く手に入るので、勉強したい人にはおすすめのサイト。
今回僕が受講した「スキマ時間でビジュアル簿記3級」も、簿記の資格予備校講師が講師をしていて、かなりわかりやすい教材でした。
値段は6,000円となっていますが、Udemyでは不定期で割引キャンペーンがよくあり、なぜか70%オフとかになるので、タイミングが良ければ2,000円以下で受講することもできます。
実際にこの講座も70%オフになっている時を見かけたので、少しでも安く勉強したい人はタイミングを見計らいましょう。

70%オフはお得すぎ
この講座では、講師の先生が試験に頻出の範囲は丁寧に教えてくれて、あまり出題されない範囲はさらっと解説する程度なので、試験に最短で合格するには効率の良い勉強をすることができます。
一度頻出の範囲を理解できれば、このあとテキストで勉強するときもそれに沿って勉強すれば良いのであとが楽になります。
Udemyの詳細はこちら👉Udemy
Udemyで勉強するときのポイント①
Udemyの動画授業で勉強するときのポイントとして動画は2倍速でみてください。
実は1倍でみても2倍でみても動画授業からの吸収率はほとんど変わりません。
実際に僕も簿記のことを何にも知らない状態で、2倍速で視聴してもちゃんと理解できました。
Udemyの講座が13時間くらいあるので、それを2倍速で2周したら簿記3級の基礎はバッチリです。
Udemyで勉強するときのポイント②
Udemyではコメント欄で講師に質問することができます。
この機能を使えば「個人的な疑問」にも回答してもらえるため、勉強の効率が高まること間違いなし。
実際に今回紹介した講座のコメント欄をみると、質問している人が結構いるので安心して質問することができます。
せっかくの機能なので動画授業で理解できないことがあったら、どんどん質問しましょう!
パブロフ流 簿記3級のテキストと問題集を2周ずつやる
Udemyで簿記3級の基礎を抑えたら次は、実戦問題です。
僕はパブロフのテキストと問題集を使いました。
ちなみに、テキストと問題集は最新のものならなんでもいいです。本屋でパラパラめくって自分に合うものを選べばOKです。
問題集を解いても最初はあまり解けないと思います。
それは当然で、Udemyではあまり手を動かさず知識ばかり勉強してきたのでいきなり問題は解けません。
解けなかった問題はチェックを入れておき、もう1周勉強することで解けるようにしましょう。
1回目で解けた問題は、2周目は解かなくてOKです。

ただし、勘であってた問題はチェックしといてください。
ここまで来れば簿記3級の合格ラインまでは達成しているレベルになります。
僕はこれらを1週間でやり切りましたが、これまでの勉強時間はこんな感じです。
- Udemy動画授業「14.5時間」
- パブロフ流問題集「15時間」
- パブロフ流テキスト「5.5時間」
計35時間
Udemyの動画授業は約13時間分ですが、最後に模擬練習問題がついていてその分の時間も含めると14.5時間になりました。
簿記3級を独学で合格できる人

ここからは簿記3級に独学で合格できる人の特徴を2つ紹介します。
・勉強に時間をかけられる人
・もともと簿記をかじったことがある人
それでは1つずつ解説していきます。
勉強に時間をかけられる人
簿記3級をテキストだけの独学で勉強するのは効率が悪いと言いましたが、効率が悪いだけで時間をかけまくれば当然合格することができます。
理解できなかったとこもネットで調べたり、簿記3級を持ってる知人に聞いたりすれば理解できます。
しかし、圧倒的に効率が悪く時間がかかるため、大切な時間を有効に使いたい人は独学はおすすめしません。
もともと簿記をかじったことがある人
もともと簿記をかじったことがある人は、むしろテキストだけで十分です。
簿記の概念や考え方を知ってる人なら、テキストを読むだけでも簡単に理解できると思います。
動画授業や先生をつけるとどうしてもお金がかかってしまうので、テキストだけで十分理解できる人は、独学でいきましょう!
まとめ:簿記3級の独学が難しい3つの理由とほぼ独学で簡単に合格する方法
今回の記事では「簿記3級の独学が難しい3つの理由とほぼ独学で簡単に合格する方法」を紹介しました。
簿記3級の独学が難しい3つの理由はこちら。
- テキストを理解するのには時間がかかる
- 個人的な疑問に対する回答がない
- 勉強のペースがつかめない
何度も言いますが、簿記3級のの独学は効率が悪く、難しいです。
簿記3級の勉強に1ヶ月も2ヶ月もかけていては、大切な時間がもったいないので短期間で講師をつけて勉強することをおすすめします。
このタブを閉じれば100%腰が重くなってしまうので、参考書を調べるでもいいし、Udemyを調べてみるでもいいので、必ず行動してみて下さい。
Udemyはこちら
👉Udemy
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